恋の時間ですよ 第15章 はじまり

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私の夢は、サラリーマンと結婚して実家を出ていくことだった。
結婚すれば、実家の店でお好みを焼くことはなくなる、そう思っていたから。

でも、現実は。

ユキ君がバスケに参加した日やゴルフでうちにいない日は、お兄ちゃんと一緒に店を手伝っていて。
ユキ君も練習が終わるとバスケ仲間を連れて、売り上げに貢献。

「舞、トンちゃんダブル焼けたぞーっ」

「はーい」

こうして時々、店に立っている。

三好って書いた濃紺の暖簾を見かけたら、ガラス引き戸を開けてみて。
みんないるから。

「いらっしゃいませーっ」

【おわり】

ご挨拶

いつも遊びに来てくれて、ありがとうございます。
【恋の時間ですよ】いかがでしたでしょうか。
契約サーバーの規約でエッチシーンが書けないのが残念でしたが、それでも書いて楽しかったです。

新しい話もいくつか浮かんでおり、時間のある時に書いていきたいと思っています。
たくさん遊びにきてもらえるような、楽しいお話を書けたらと思っておりますので
これからもよろしくお願いいたします。

BCCKSとエブリスタで連載中の【波多野さん家の】
販売中の【明日から】【私の彼はSE】【男の純ケツ】
こちらももよろしくお願いします。

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