恋の時間ですよ 第12章 不安な気持ち

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気が付いたらベッドの中。そう、目が覚めたらって感じではなく、気が付いたらって感じ。
昨夜の記憶がほとんどない。居酒屋で飲んでいる途中からきれいさっぱり消去。
最初は寝るからもう飲むなって言ってたのに、OK出した途端、好きなだけ飲んでいいと言い出したんだよね。
それで酔って寝ちゃうほど飲んじゃったのか。

「お水飲みたい」

つぶやくと「お水? 飲ませてやるよ」と頭の上から優しい声。
お日様の匂いがするシーツの上で微睡みつつ、ユキ君の口からちょろちょろと流れてくるお水をコクリ。

「まだいる?」

「ううん、もういい。ね、ユキ君、ギューして」

「ギューでいいの?」

「ん」

抱き締めてくれただけでなく、背中ポンポンつき。ふふ、朝からイチャイチャ。嬉しい。

「ユキ君。好き」

「俺も舞、好き」

ラブラブモード全開ーっ。

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