恋の時間ですよ 第12章 不安な気持ち

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神様、お願いです。助けてください。時間を昨日に戻してください。
出来れば、ユキ君がもう飲むなって言ったあたりから再スタート。そしたら絶対飲みません、どうかお願いします。

なんて祈っても、時間は戻らない。
ああ、この後どうすりゃいいんじゃい、ベッドでうつ伏せになって真剣に悩んでいるのに。
チュッと太腿にキスを落とすアホがいる。

「色っぽい脚、誘惑してんの?」

なんでやねん、とつっこむ気にもならない。
無視していると、Tシャツが捲り上げられ。
ついでにパンツを下げられ、お尻の割れ目がむき出しに。

「可愛いケツ」

お尻のほっぺに頬ずりしている。

「なんで、ホテルじゃないの?」

「んー、連れてきたかったから」

私は膝を曲げ、ユキ君の頭に踵を落とした。

「痛て」

「痛て、じゃないわいっ」

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